季節ごとの紫外線対策&日焼け止めの方法は?
日焼けと聞くと、「夏!」が思い出されます。
一般的には日焼け対策というと、季節としては夏に限定される気がしますが、紫外線を浴びるのは夏に限らず一年中ずっとということを忘れてはいけません。
紫外線を本気で防ぎたいのなら、一年を通じての紫外線ケアを意識したいものです。
では、季節ごとにどんなUVケアをすれば良いのでしょうか。まずは紫外線の特徴から理解して、ただしいケアの方法を覚えておきましょう。
紫外線の種類
この日焼け止めサイトの中では、何度も繰り返し紫外線の種類について説明しています。でもこのページだけを読む方もいらっしゃるでしょうから、まずは恒例の紫外線の種類についてのお話からスタートです。
紫外線には三つの「波」がある
紫外線にはUV-A、B、Cの3つの種類があります。
この種類によって、体への悪影響の種類も異なります。
特に注意しなければならないのがUV-AとUV-Bの二つの紫外線です。日焼けの原因になるのはこの二つの種類の紫外線が、皮膚や体内に悪影響を及ぼすからです。
日常的に浴びるのはUV-AとUV-B
ではUV-A、UV-Bは、どんな特徴があるのでしょうか。
太陽から発射される光の中に含まれる紫外線は、地球のオゾン層などでほとんどが吸収され、
地表に届くのはUV-Aが数%、UV-Bが1%以下です。
ちなみにUV-Cはほぼ全てがオゾン層で消滅しますので、宇宙旅行でもしない限り浴びることはありません。
ここでは紫外線の悪影響について詳しくは説明しませんが、まずは紫外線にこの二つの種類があることを知っておいてください。
紫外線量は季節によって変わる
さて、紫外線=夏、というイメージを覆す具体的な数字をご紹介しましょう。もちろん紫外線量のピークは太陽の光が眩しい夏になるのですが、それ以外の季節も甘く見ていると夏以上に紫外線を浴びることになってしまうのです。
夏をピークに変動する
当然ですが紫外線の照射ピークは夏になります。
まずはグラフを見てください。
紫外線の量は、先ほど説明したUV-AとUV-Bの両方を見なければなりません。
グラフを見るとやはり4〜9月までがピークということがよくわかります。
しかしかといって10〜3月も思ったよりもたくさんの紫外線が降り注いでいることがわかります。
また、5〜6月はまだ季節感として「夏」と感じないこともあり、油断して紫外線対策を忘れてしまっているかもしれません。
以外とこの季節も夏に近い紫外線量があるのです。
UV-AとUV-Bでピーク月が異なる
志願戦量のピークはUV-AとUV-Bのそれぞれが違うというのもポイントです。
UV-Bは7月をピークにしてグラフは山になっていますが、UV-Aは思ったよりも全体的に平坦で、4月から8月まで、一定レベルの量が降り注いでいるようです。
季節別の紫外線対策は
このグラフをもとに、季節別の紫外線対策を考えてみましょう。
ポイントは日焼け=夏、と思い込まず、通年の日焼け対策を意識することにあります。
帽子と傘が夏の紫外線対策の最強のアイテム
まず夏場にお勧めしたいのが「傘」「帽子」といった古くからよく使われているアイテムです。
日傘をさしてつばの長い帽子を被るなんて、まるで昔の「貴婦人」みたいですが、だからこそこの方法が有効ということもできるでしょう。
海外セレブなんかも、夏には奉仕に日傘を愛用していますよね。
ちなみに帽子の紫外線カットは、つばの幅が広ければ60%。日傘に至っては90〜95%をカットできると言われています。
ちょっとした外出、あるいは長時間日光に当たる夏の日には、この二つのアイテムが非常に有効ということがわかるでしょう。
また、夏以外でもファッションアイテムとして日傘と帽子を取り入れれば、一年通じての紫外線ケアとして有効です。
ビーチやプールといった素肌を晒す場所でなければ、日焼け止めを使わなくてもつば長のハットと日傘だけで基礎的な日焼け対策は可能となります。
●服の紫外線対策基準UPFも要チェック
日焼け止めにはSPF、PAといった基準値があります。(詳細は別のページで紹介しています)
その他に「UPF」というものがあることはご存知でしたか?
UPFとは実は日焼け止めの基準値ではなく、「衣類」の日焼け止め効果を表す基準なのです。
これは、紫外線対策の大国とも言えるオーストラリアやニュージーランドで使われているもので3段階の基準が設けられています。
UPFの数値は「直接紫外線を10分間浴びたのと同様の日焼けをする時間」となっていて、例えば「UPF50」の衣料であれば、10分x50分=500分日光を浴びて、通常の10分の紫外線による日焼けになる、ということです。
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このUPFは現在では日本のアパレルも注目し、数値を表記しているブランドもありますので、より紫外線対策に効果のあるファッションをチョイスするのも、有効な日焼け対策になるわけです。
季節によっての日焼け対策は、
では、季節によってどのように日焼け対策を使い分ければ良いのでしょうか。
日焼け、紫外線のピークになる夏場は、外出時に日傘やつば長のハットの組み合わせ。
もちろん水着や肌の露出が多い服の場合は、皮膚につけるタイプ(塗るもの、スプレー)の日焼け止めを併用したほうが良いでしょう。
春先から秋口もまた、場合によっては夏と同程度の日焼け対策をしておいたほうが確実です。
冬の間は紫外線が少ないとはいえ、まったく無防備では日焼けしてしまう可能性もあるので、油断は禁物です。
日焼け止めは素肌を日光に当てるとき
夏場の薄着や水着着用の際には、帽子や日傘だけでは紫外線対策は万全とはいえません。
言われるまでもなくみなさんビーチでは市販の日焼け止めをご利用になっていると思います。
市販の日焼け止めに関しては、また改めて詳しく説明していくのでそちらをぜひご覧ください。
飲む日焼け止めをご存知ですか?
今回は季節ごとに共通してできる紫外線対策として「つば長のハット」「日傘」そして「UPF表示されている衣類」を紹介しましたが、さらに「飲む日焼け止め」を使う、という方法もあります。
飲む日焼け止めは、サプリメントの一種で、体内から紫外線による悪影響を中和するものです。
飲む日焼け止めに関しては、別ページで詳細をご紹介しています。
海外セレブも愛用しているブランド、「ホワイトヴェール」公式ページでは、手軽にお試しできる価格でネット通販が可能ですから、一度チェックしてみてはいかがでしょうか。